QUICPayが使えない!システムの仕組みと原因を徹底解説

キャッシュレス決済の一つQUICPay。

iPhoneなどのスマホをかざすだけで支払いを済ませられるので、利用している人もたくさんいます。

ただ、中にはQUICPayで決済しようとしたら、突然エラーが出て利用できずに困ったという人もいるようです。

安心してください、これらのトラブルはQUICPayの仕組みを知っていれば回避することが可能

この記事では、QUICPayが使えないケースと、QUICPayの仕組みについて紹介します。

この記事で分かること
  1. QUICPayが利用できない場合について分かる
  2. QUICPayの仕組みが分かる

僕自身、QUICPayが使えずに困った経験があり、その際サポートセンターから開示された情報をもとに記事を作成しているので、情報の確度は高いです。

目次

QUICPayが使えないよくある原因

QUICPayが使えなくなる原因はいくつかあります。

順番に解説しますね!

登録しているカードの利用枠が不足している

単純に登録したカードの利用枠が足りない場合です。

登録しているカードで買い物をしていたり、サブスクリプションの利用料が発生したりするなどで気づかない間に利用枠が埋まってしまう。

結果、利用枠の不足でエラーが出てしまうことがあります。

なので、QUICPayの利用時にエラーが発生したら、まずは登録カードの利用可能枠を確認してみましょう。

機器との接触が不十分

QUICPayは、読み取り機にiPhoneなどのスマホ、クレジットカードをタッチして利用します。

その時、読み取りの機器への接触が十分でなかったり、すぐに離してしまったりするとエラーが発生することがあります。

エラーが発生した場合は、店員さんに話してもう一度QUICPay決済をさせてもらうようにお願いしましょう。

その際、読み取り機としっかり接触をさせ、決済音が鳴るまで離さないように気をつけてください。

QUICPayの上限以上の物を買う場合

意外と知られていませんが、QUICPayには利用額の上限があります。

QUICPayの上限は、通常20000円まで。

例外として、利用電子マネーの一覧に「QUICPay+」と表記のあるお店では20000円以上の利用が可能です。

なので、20000円を超える買い物でエラーが出た場合は、利用上限額に引っかかってないかを確認しましょう。

ちなみに、QUICPay+のマークは以下のものです。

QUICPayが使えない原因と仕組み

QUICPayが使えない原因について紹介しました。

しかし、この記事を読んでいる人の中には、「どの条件にも当てはまってないのにエラーがでる」という方もいるのではないでしょうか?

具体的には、次のような状態でも使えないという方。

  • カードの利用枠が十分
  • QUICPayの利用上限 (20000円) に達していない

ここからは、その原因と防止するためにQUICPayのシステムについて解説します!

利用枠が十分なのにQUICPayでエラーが発生する原因

QUICPayは、登録したクレジットカードが有効化どうかを確認する必要があります。

確認の方法として行われているのが、クレジット会社に一時的に29999円の請求データを送ること (※請求は一時的なもので、カード会社からあなたへは請求されません)。

この請求が送られる時に、クレジットカードの利用可能額が29999円より下回っていると、残高不足とみなされてQUICPayの利用時にエラーが発生します。

QUICPayのシステム

クレジットカードが有効かをいつ確認されるのか気になると思います。

このタイミングは、QUICPayのシステムと関連しているので、併せて解説しますね!

QUICPayはクレジットカードが有効かを確認するために、一時的に29999円の請求をカード会社に送ることはすでに紹介しました。

請求をカード会社に送り問題がなかった場合、あなたのQUICPayは29999円まで利用が可能であると認識されます。

その後、QUICPayで買い物をするごとに、利用可能と保証される金額が減少。

これは、Suicaなどへのチャージをイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

例えば、最初に29999円をチャージし、その後に1000円の買い物をした場合、使える残りの額は28999円となります。

そして、以下のように残りの残額が0円を下回った時、再度クレジットカードが有効か確認されるわけです。

  • 使用可能額が1000円の時、1200円の買い物をする。
  • 使用可能額が200円の時、20000円の買い物をする

解決する方法

すでに紹介したように、QUICPayの運営会社がカードが有効かを確認する際に、登録したカードの利用可能額が29999円以下だった場合、エラーが発生します。

そのため、このトラブルを回避するためには常に29999円以上の利用可能枠を確保するようにしましょう。

また、既にエラーが発生してしまった方は、カード会社に連絡をして利用枠を上げてもらうか、繰り上げ返済をして利用枠を回復するという手段があります。

まとめ

今回は、QUICPayのエラーで困っている人のために、原因と解決方法を解説しました。

QUICPayがエラーを発生する原因は、登録したカードの限度不足や、機器の接触不良など単純なものもあります。

一方で、QUICPayのシステムの都合でエラーが発生する場合もあるので、カードの利用枠に余裕をもたせるように気をつけましょう。

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